コンビニに足を運ぶとき

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「意味もなくコンビニに足を運ぶときが有るだろ。一種の癖みたいなもので、なぜかコンビニを見かけると入ってしまう。お前に分かりやすく言えば、目の間に大福が置いてあれば自然と手を伸ばしてしまうだろ。その時の心理とコンビニに寄る時の心理は同じだ。それにコンビニに寄る事で帰宅時間を延ばし、彼氏と出会える機会を増やしていたんだ」

「言われてみれば、確かに私は大福にすぐに手を伸ばしてしまう。それと同じか」「変なところで納得するなよ、洋介。そこで、犯人を見つけ出すためには、千秋さんが寄っていたコンビニで待てば顔を出すだろうと推測した訳だ。だが問題はこれからだ。千秋さんが寄っていたコンビニの特定が出来ていない。

 コンビニを特定するためには、彼女がどのルートで学校から帰っていたかだ。彼女は大学近くのアストラムラインに乗り込むが大町駅で途中下車。そこからJRに乗り換える。そのまま広島駅まで帰ったところで、市内電車で紙屋町に向かうか、もしくは徒歩で白島の自宅まで向かう。わざわざ遠回りする理由は、先ほども言ったが彼氏と出会う可能性を高める為だった、と推測できる」

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 理由は分かった。だが、なぜ古谷がこんな詳しく事件の経過を知っている。警部から聞いた事に間違いないだろうが、いくら探偵業を営んでいるとはいえ警察官が軽々しく事件の事を話す訳はない気がする。何か理由が有るに違いない。

「ところで古谷。どうしてお前がこんなに詳しく事件や犯人、それに千秋さんの事を警部補から聞く事が出来た。普通ならば事件の内容など簡単には聞かせてくれないだろ」続きはこちら、ドメインが変わりますが→それは人道的理由

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