殺された事件の場合

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 千秋さんが殺された事件の場合だと、まず盗撮行為が挙げられ、次いでストーカー行為が挙げられる。最後に残虐な殺人が加わる。人の迷惑を顧みず、つきまとい行為をするのは他人に対する思いやりの気持ちがなく、言い換えれば自分自身の事しか考えていない。一言で言えばわがままな性格である。

 それではなぜそんな性格に育ったのか。一番の原因は幼少の頃に母が入院した事が考えられる。重い病気を患った母、清子は三歳になったばかりの勝彦を祖父の下に預ける事にした。

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 当然の行為だっただろう、勝彦の父、光田逸男は家庭の事は女がやる物だ、と考える人物であり、到底幼い勝彦の面倒など見る気配はなかった。父がそんな性格になったのは勝彦の祖父に当たる光田三郎が普段から不真面目な生活を送る男であり、それを見て育った勝彦の父、逸男は反動とも呼べる真面目一辺倒な性格に育ったのだ。

 だが三郎の血が流れている事に違いはなく、自分の都合に悪い事はすべて排除する傾向にあった。それが家庭の事は女がやる物だ、という考えにつながっている…続く→六ヶ月という短い期間

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